にわとりの群れ

にわとりの祖先は東南アジアに今も生息するヤケイ（野鶏）の仲間だと言われています。もっとず～っと前は、恐竜なのでしょうね。それはさておき、ヤケイは、10～20羽ほどで群れを構成し棲息しているようです。

家庭でにわとりを飼う場合も「群れ」ができ、集団としての関係性が生まれます。

群れには「序列」があり、一番からビリまで順番が決まっています。エサを食べる順番など、何から何まですべてこの順番です。不公平なようですが、この序列のおかげでケンカが日常化せず平和が保たれているともいえます。

にわとりを飼うとき、この「序列」を意識する場合があります。たとえば、餌は多数のにわとりが同時に食べられるようにするなど、序列が下のにわとりも健康を損なわないように配慮します。

にわとりを長く飼っていると、いままで別の小屋で飼っていたにわとりを一緒に飼いたくなることがあります。
ところがいきなり1つの小屋に入れると、顔を知らない者どうしが序列争いの大喧嘩を初めて、血まみれになることがあります。
慎重に、手間をかけて、徐々に「群れの統合」をすることが必要です。