にわとりの迷信
にわとりって面白そう!でも、なんだか心配・・・
そんな、よくある心配事、誤解を解き明かします!
にわとりは、うるさい?
メスはそれほどうるさくありません。オスは夜明け前から「コケコッコー!」と鳴きますので、住宅地ではオスがいるとご近所に迷惑になりそうです。
にわとりは、くさい?
どんな動物であっても、狭いところに沢山閉じ込めたりすれば悪臭を放ちます。適切な小屋と方法で広々と飼っていれば、臭いは殆ど気にならないでしょう。
にわとりは、世話がたいへん?
毎日の世話は所要時間10分くらいです。たまに掃除などの世話もします。他の動物と比べて、手間がかからない方でしょう。
オスがいないと卵が産まれない?
オスがいなくても卵を産みます。無精卵ですので、温めてもヒヨコは生まれません。
野生動物に襲われる?
昔、家ににわとりがいたけれども、キツネやイタチなどの捕食動物にやられたという話をよく聞きます。野生動物も生きるのに必死で知恵比べですので、被害の可能性をゼロには出来ません。
それでも、小屋の構造や飼い方のポイントを押さえることにより、ほとんどの被害を防ぐことが可能です。
にわとりから人に鳥インフルエンザがうつる?
国内で人に鳥インフルエンザが感染したことはありませんので、過剰に心配する必要はありません。
自分のにわとりや地域の養鶏場を守るため、日ごろから農林水産省や家畜保健衛生所のホームページなどを確認し、高病原性鳥インフルエンザ発生などの情報に基づき、必要な防疫対策をとりましょう。
たまごを産まなくなったら絞めないといけない?
養鶏場では1年程度産卵させたあとの鶏を全て淘汰します。
家庭で飼う場合は、産卵は減るもののそれなりに産み続けるので「絞めない」飼い方もありです。
その一方で、鶏を絞め、命に感謝して食べる体験をすることにも意味があると思います。
にわとりを飼うことで、食べ物と命について様々なことを考えさせられます。